こんにちは、アトリエサニーデイのヒラバヤシです。

先日、荻窪の 6次元 というブックカフェで行われている 金継ぎナイトに行ってきました。

仕事終わりの時間だったので、当日に行けるかわからず

『途中参加でも大丈夫です』 という告知のやさしい言葉を信じて到着。

扉を開けると皆さん作業中でしたが、作業中の皆さんと

オーナーのナカムラさんが快く迎えてくださいました。

そして、またまた告知にあった 『割れたお皿や欠けたお皿がなければこちらでご用意します』

とのやさしいお言葉に甘えて、欠けたお皿を譲っていただいて無事に作業スタート。

完全に端が欠けてしまったお皿をパテで足して、それをお皿となじむように形をつけます。

そして、やすりで削ってパテとお皿に段差がないように表面をなめらかに。

このやすりで表面をなじませる作業も仕上がりの好みに合わせて調整できるそうでした。

最後にパテの部分にナカムラさん配合の渋めな金色の新うるしで仕上げました。

うすめ液を使うと漆の乾く時間が短縮されて作業がスムーズだとか。

初めての金継ぎでしたが、金色の漆がぷくっとして可愛くできました^^

下のお皿がヒラバヤシ作。

右上はナカムラさん所蔵のお宝たち。（全国を周って集めているそうです！）

左上は今回のワークショップ用にIKEAのお皿をご自身で割って（！）持参された方の作品。

骨董品の歴史としては自身で割って金継ぎや呼継ぎをしたお皿などに高い値がついたりするそう（！）

で、なかなか骨董の世界もアバンギャルドですね^^

6次元のオーナー兼 金継ぎの講師をしてくださった ナカムラクニオ さん。

新しく出版された パラレルキャリア の著者でもあってご自身も

いくつものお仕事を同時にされているそうです。

私も帰りに一冊購入させていただいたので、いまから読むのが楽しみです♪

金継ぎナイトは月に一度の開催だそうですので、

大切な陶器やガラスの修復にぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。

さらに大切な宝物になるのではと思います^^